新規開拓・アウトバウンド営業 · 実践ガイド · 営業代行と新規開拓の仕組み化

営業代行とは?依頼できる業務・費用と、自社で新規開拓を仕組み化する方法

営業代行とは、営業戦略、見込み客の選定、アポイント獲得、商談など、営業活動の一部または全部を外部へ委託するサービスです。電話でのアプローチや商談、提案まで人に任せたい場合に向きます。LinkedInでターゲット選定から接点づくり、DM、返信確認、条件に応じたCTA案内までを自社の管理下で進めたい場合は、Kachiluのような営業AIが選択肢になります。

公開日: 2026年9月1日更新日: 2026年9月1日読了目安 12分

この記事の要点

  • 営業代行は、戦略設計から商談・クロージングまで委託できますが、対応範囲と成果の定義は会社ごとに異なります。
  • 費用は固定報酬、成果報酬、複合型に分かれます。見積もりは料金だけでなく、初期費用、最低契約期間、社内の管理工数まで含めて比較します。
  • 電話、商談、交渉まで人に任せたいなら営業代行、LinkedIn新規開拓の対象条件、文面、進捗を自社に残したいならKachiluが向きます。
  • Kachiluはサービス情報からターゲット条件の候補を整理し、見込み客探し、接点づくり、つながり申請、DM、返信確認、条件に応じたCTA案内までを進めます。個別の相談対応と商談は自社が担います。

執筆

Kachilu Research

プロダクト調査・編集チーム

監修

Tatsuro Matsuzaki

CTO at Kachilu

LinkedInで1,000人以上のフォロワーを持ち、LinkedInを活用した採用・営業アプローチの設計と実践に精通。

営業代行とは、営業活動の一部または全部を外部へ任せるサービス

営業代行は、営業の実務と成果に必要なプロセスを、外部の専門会社へ委託する方法です。テレアポだけを任せる契約もあれば、営業戦略、ターゲット設計、リスト作成、インサイドセールス、商談、クロージングまで一括して任せる契約もあります。最初に確認すべきなのは会社名ではなく、どの工程を、どのチャネルで、どの成果定義まで任せられるかです。

形態誰が担当者へ指示するか主な目的
営業代行(業務委託)委託先が担当者への指揮命令と実行方法を管理する。決めた営業工程を外部へ任せる。
営業派遣依頼会社が派遣された営業担当者へ指揮命令する。自社チームの一員として営業人員を補う。
販売代理店代理店が契約に基づき、商品・サービスの販売や契約の仲介を担う。外部の販路を通じて販売を広げる。報酬条件は手数料や仕切り価格など契約による。

営業代行に依頼できる7つの業務

営業代行会社によって得意な業務は異なります。アポイント獲得だけを依頼するのか、営業仮説の設計から受注まで任せるのかで、必要な人材と費用が変わります。次の7業務について、実施の有無と成果物を見積書へ明記してもらいます。

業務依頼できる内容契約前に確認する成果物
1. 営業戦略・KPI設計対象市場、訴求、チャネル、活動量、営業段階を決める。対象条件、計画、KPI定義
2. ターゲット選定・リスト作成業界、規模、役職、地域などから候補企業と担当者を絞る。選定条件、除外条件、更新方法
3. トーク・文面作成電話の台本、メール、SNSメッセージ、切り返しを準備する。承認方法、変更履歴、禁止表現
4. 初回アプローチ電話、メール、フォーム、SNSなどで接点をつくる。チャネル、実行件数、送信元
5. アポイント獲得関心と条件を確認し、日程を設定する。有効アポの定義、キャンセルの扱い
6. 商談・提案・クロージング課題確認、提案、見積もり、交渉、受注を進める。権限範囲、引き継ぎ条件、記録
7. 報告・改善活動結果を集計し、対象、文面、チャネルを見直す。報告頻度、生データ、改善案

同じ『アポイント1件』でも、日程が入っただけの面談、対象条件を満たす担当者との面談、課題と導入時期を確認した商談では価値が違います。成果報酬を選ぶ場合ほど、有効アポイント、商談実施、次ステップ合意のどこを成果とするかを先に決めます。

営業代行の費用は、固定報酬・成果報酬・複合型で決まる

営業代行の費用は、担当人数だけでなく、業務範囲、商材の専門性、対象リストの有無、チャネル、契約期間、成果の定義で変わります。公開価格は検討の入口にはなりますが、条件の異なる会社を月額やアポ単価だけで並べても、費用対効果は判断できません。

料金体系支払い方向く検証注意点
固定報酬毎月一定額を支払う。戦略、文面、実行、改善まで継続して任せる。成果が少ない月も費用が発生する。稼働量と担当範囲を確認する。
成果報酬アポイント、商談、受注など、定義した成果ごとに支払う。対象と成果条件が明確で、まず件数を試す。件数が増えるほど総額が増える。質を含む成果定義が必要。
複合型初期費用や月額固定に、成果報酬を加える。最低限の体制を確保しながら、成果にも連動させる。固定費、成果単価、最低期間を合算して比較する。

見積もりは総額と有効商談あたりの費用で比較する

比較する総額は、初期費用+月額固定費×契約月数+成果報酬+リストやツールの追加費用+社内の確認・商談工数です。そのうえで、総額を対象条件に合った有効商談数や次ステップ合意数で割ります。単なるアポイント数で割ると、対象外の面談が多い契約を安く見積もることになります。

営業代行・自社運用・Kachiluは、任せる範囲が違う

3つとも新規開拓を進める方法ですが、外部へ任せる範囲、自動化する範囲、人が担う範囲が違います。営業代行は人による実行を外部へ委託します。自社運用は設計から実行までを自社で担います。Kachiluは、LinkedInで繰り返し発生するターゲット選定とアプローチを自社の管理下で進め、個別の相談対応と商談を人に残します。

判断軸営業代行自社運用Kachilu
主なチャネル電話、メール、SNS、商談など契約による。自社で自由に選ぶ。LinkedInの関係構築型アプローチに集中。
ターゲット選定代行会社の担当者が調査・作成する。自社が条件を決め、候補を探す。サービス情報からAIが条件候補を整理し、LinkedIn上で候補を探す。
接点づくりと追客担当者が契約範囲で実行する。自社担当者が繰り返す。投稿への反応、つながり申請、DM、フォローアップを設定した流れで進める。
商談・交渉対応できる会社と契約なら任せられる。自社が行う。自社が行う。
進捗と文面報告形式と共有範囲は契約による。自社ですべて把握する。自社のダッシュボードで条件、文面、段階、実行状況を確認する。
費用の増え方期間、人員、成果数、業務範囲で増える。採用、人件費、教育、ツール、管理時間で増える。ソフトウェア利用料と、返信・商談を担当する社内工数が中心。
自社に残るものデータとノウハウは契約上の共有範囲に左右される。条件、文面、会話、改善履歴が残る。対象条件、文面、進捗、結果を自社側で確認し、次の検証に使える。

営業代行が向く会社と、自社で仕組み化する方が向く会社

現在の状況向く選択肢理由
短期間だけ営業人員を増やし、電話や商談まで任せたい営業代行人による会話と実行量を契約範囲で補える。
専門商材の説明、提案、交渉まで経験者に任せたい営業代行商材知識を持つ人材やチームを選べる場合がある。
対象市場も訴求も未確定で、外部の知見を借りて設計したい営業代行またはコンサルティング戦略設計と実行を同じ会社へ任せられる。
LinkedInで狙う役職や企業を変えながら、継続的に接点をつくりたいKachilu対象条件、文面、実行結果を自社で見ながら検証できる。
営業担当者はいるが、見込み客探しと定型的な送信作業に時間を取られているKachilu反復作業を減らし、返信後の会話と商談に時間を移せる。
LinkedInの接点づくりは自社で管理し、商談だけ外部の専門家へ任せたいKachiluと営業代行の併用上流のデータを自社に残しながら、人が必要な工程を補える。

営業代行を選ぶ場合も、対象条件、承認済みの文面、失注理由、会話の記録を自社へ返してもらう設計にします。Kachiluを選ぶ場合も、反応後の返信、商談、提案を誰が担当するか決めます。外注か自動化かだけでなく、反応が生まれた後に人が対応できる体制まで含めて選びます。

Kachiluで、見込み客選定からLinkedInアプローチまでを自社に残す

Kachiluが営業代行に近いのは、営業担当者が手作業で担っていた見込み客探しと初回アプローチを代わりに進める点です。サービス情報からターゲット条件の候補を整理し、LinkedInで見込み客候補を探した後、関連投稿への反応、個別化したつながり申請、承認後のDM、返信確認、条件に応じたCTA案内までを設定した流れで実行します。利用者は条件、文面、件数、曜日・時刻を事前に確認・変更し、個別の相談対応と商談を引き継ぎます。

  1. 1.サービスURLと、必要なら次の案内先となるCTA URLを登録する。
  2. 2.AIが整理したサービス概要、ターゲット条件、除外条件を確認・修正する。
  3. 3.つながり申請、初回DM、フォローアップのテンプレートと実行件数、曜日、時刻を確認する。
  4. 4.LinkedIn上で見込み客候補を探し、投稿への反応、つながり申請、DMを順に進める。
  5. 5.見込み客候補ごとの段階、実行状況、返信状況を確認し、必要なら一時停止、再開、スキップする。
  6. 6.返信状況に応じてCTA案内またはフォローアップを進め、個別の相談や商談が始まったら人が引き継ぐ。

営業代行・Kachilu・併用を選ぶ5つの条件

  1. 1.任せたい工程:見込み客探しと初回接点までか、電話、商談、交渉、受注までかを分ける。
  2. 2.必要なチャネル:LinkedInに集中するのか、電話、メール、展示会なども同じ契約で扱うのかを決める。
  3. 3.自社に残したい情報:対象条件、文面、会話、生データ、改善履歴の所有と共有方法を確認する。
  4. 4.総費用:初期費用、月額、成果報酬、最低契約期間、社内の確認・商談工数を同じ期間で合計する。
  5. 5.反応後の体制:返信、有効商談、提案を誰が、何件まで、どの速さで担当できるかを決める。

最初から全面外注か全面内製かを決める必要はありません。対象条件と相手に求める次の行動を決め、まず4週間ほど小さく試します。対象条件に合う見込み客が十分に見つからなければ条件を、つながりや返信が生まれなければチャネルと文面を、好意的な返信後に商談へ進まなければオファーと引き継ぎ体制を見直します。営業代行、自社運用、Kachiluを比べるときは、同じ営業段階と分母で測ります。

新規開拓を始める前の確認項目

  • 狙う企業、役職、課題、地域、除外条件を一文で説明できる。
  • 依頼または自動化する工程と、人が判断する工程を分けている。
  • アポイント、有効商談、次ステップ合意、受注の定義がそろっている。
  • 対象条件、文面、会話、結果のデータをどこに残すか決めている。
  • 初期費用、月額、成果報酬、社内工数を同じ検証期間で比較している。
  • 返信や商談を担当する人と対応期限を決めている。
  • 継続、修正、停止を判断する日付と指標を決めている。

FAQ

よくある質問

営業代行とは何ですか?

営業戦略、ターゲット選定、リスト作成、初回アプローチ、アポイント獲得、商談など、営業活動の一部または全部を外部の専門会社へ委託するサービスです。依頼できる範囲と成果の定義は会社や契約によって異なります。

営業代行にはどこまで依頼できますか?

テレアポやアポイント獲得だけでなく、営業戦略、KPI、ターゲット選定、メールやSNSでのアプローチ、商談、提案、クロージング、活動報告まで依頼できる会社があります。必要な工程と成果物を契約前に確認してください。

営業代行の費用はどのように決まりますか?

固定報酬、成果報酬、両方を組み合わせた複合型が一般的です。業務範囲、担当人数、商材の専門性、チャネル、成果の定義、最低契約期間で総額が変わります。初期費用と社内の確認・商談工数も含めて比較します。

営業代行と営業派遣の違いは何ですか?

営業代行では原則として委託先が担当者と実行方法を管理します。営業派遣では依頼会社が派遣された営業担当者へ指揮命令します。実態で判断されるため、担当者への指示方法を含めて契約を確認してください。

営業代行とKachiluはどちらが向いていますか?

電話、商談、提案、交渉まで人に任せたい場合は営業代行が向きます。LinkedInでのターゲット選定、接点づくり、つながり申請、DM、フォローアップを自社で確認しながら継続したい場合はKachiluが候補です。Kachiluで上流を進め、商談だけ営業代行へ任せる併用もできます。

Kachiluの調査・ガイド

Kachilu

営業代行を頼む前に、LinkedIn新規開拓を自社で試す

Kachiluはサービス情報からターゲット条件と文面を準備し、接点づくり、つながり申請、DM、フォローアップを進めます。条件と進捗を自社で確認し、反応後の会話と商談に集中できます。

Kachiluを14日間無料で試す